【作りました】ツイードでお帽子

トリコは20代に初めて似合う帽子に出会って以来、大の帽子好き。

デザインを変え、素材を変え、1年中帽子をかぶっていると言っても過言ではない。

え、ハゲてんの?

いやまだハゲてはないです。まだね。これからのことはわからないけど。

 

で、お帽子が好きなんだけどね。

素敵なお帽子ってお高いのよーーーーー。

まあデザインが気に入ってサイズも合えば少々高くても買うけど、このご時世、ネットショッピングばっかりだし、全然新しいお帽子に出会えてなかったわけです。

で、私が心の師匠と勝手に思っている(ごめんなさい)misuzu様のブログを拝見していたところ、お帽子を作ってらっしゃるではないか!!!!

え、帽子って作れるん?

だったら

作りたい!!!!

てことで、まずはお帽子の本をいくつか入手してみたよ。

購入したお帽子本

糸山弓子さんの『わがままな帽子』

クライムキさんの『うふふな帽子』と『うふふな帽子2』

どれも絶版本でフリマアプリやらオークションやらで入手しました。

『わがままな帽子』は3部作?で他に『おしゃべりな帽子』と『おてんばな帽子』があります。いつか揃えたい。

この本、何が良いって型紙がB4サイズなのよ。
だからコンビニでコピーして切って使えるー。写すのあんまり好きじゃないのでありがたい。でもコピーしただけで放置している状態ですごめんなさい。

クライムキさんの『うふふ』シリーズはmisuzu様が作っていたので、私も!!とまねっこしてみました。

中折ハットに挑戦

『うふふ1』よりツイードの中折ハット。

ラメ入りツイードの生地を持て余していたのと、写真を見て「素敵やーん?」とこちらに決めました。市販の帽子だとサイズが大きく感じることが多いので、Sサイズをチョイス。

で、帽子用だし、といつもよりしっかり目の接着芯を用意。グログランテープも入手して、いざ縫ってみると、

 

いや、縫うところ、ほとんどカーブ!!!!

むっず!!!!

それでもなんとか縫い終わってみたら・・・・

し、しおれてる・・・・

しおれたハットほど悲しいものはない。。。。

 

ほんで、サイズちっっさっ!!!

 

ピッチピチでギュウギュウのハットできたで・・・

たしかに、型紙作ってサイドクラウンを頭に巻いてみたときに、あれ、小さくね?と思ったよ?

作ってるときも

ツイードなどの厚手の素材は、アイロンでしっかりと縫い代を割ります。縫い代をきちんと割らないと布の厚み分で寸法が小さくなってしまうので注意しましょう。

って書いてあって、ん?やばいかな?と思ったよ?

思ったけどさ、こんな小さいかね!!!

 

中折ハットにリベンジ

ピッチピチでギュウギュウのハットに納得がいかず、Mサイズを写し直し、本に記載の接着芯(バイリーンのシャープ芯チュウ)をゲットして、いざリベンジ。

接着芯を貼るところでまずつまずき(苦手なのよ)、アイロン→お裁縫こてに変えてなんとか貼って裁断。うん、全然違うね。これなら、しおれることはないはず。

Before くったり

After しっかり

でも接着芯が硬いから、縫いにくかったー。
トップとサイドを縫い合わせるときにはクリップじゃ無理!と思って糸で仮止め。

押さえの下に入れ込むのすら、一苦労。

そしてもうほとんど終わりかけのときに気づく。

テーブルからはみ出して縫えば下にスペースができて縫いやすいことに!!!!

即席!腕ミシン!!

次からはこのやり方で縫うぞ。

なにはともあれ、完成です。

サイズもMでピッタリ。

よく見たらステッチがズレてたりするけど、ま、自分がかぶるやつだからいいよね。

あ、背景は合成です。

ステッチといえば、今回ちょっとイロイロ実験してみましたよ。

ステッチで実験してみる

何の実験をしたかというと、『押さえ』をイロイロ使ってみたよ。

まず私が持っているのは
付属の
・基本押え(A)
・ファスナー押え(B)
・裁ち目かがり押え(C)
・ブラインドステッチ押え(D)
・ボタン穴かがり押え(E)
・手動ボタン穴かがり押え(I)

それから、ヘビーユーザーキットに入っていた
・ボタン付け押え
・コンシールファスナー押え
・三つ巻き押え
・バインダー押え
・ガイド押え
・コード刺しゅう押え

です。

ミシンを購入してから軽く半年以上経ってるけど、基本押さえ以外で今まで使ったのって、

裁ち目かがり押さえ だけ!!!

もったいないので他の押さえも使ってみようと、5種類試してみました。

 

まずは、(B)ファスナー押さえ


付ける位置を右側と左側で変えられるので、帽子のトップクラウンとサイドクラウンを縫う時に良いかなぁ。


でも幅が狭いので厚みがある生地とか重なり部分とかは、ずれそう。

(C)裁ち目かがり押さえ


これ、端の処理する時しか使ったことなかったんだけど、端から5mmで縫いたい時にすごく便利!
まずは縫い目の種類を【左基線】(私のJUKIだと②番のボタン)に変えて、布端を沿わせて縫えばちょうど5mm。4mmとか3mmとかも針位置を右に移動させればできる。

(D)ブラインドステッチ押さえ


これも(B)と同じノリだけど、こちらは左基線で2.5mmのところが縫えます。

三巻押さえ


初めてやってみたけど難しいーーー。
縫い始めの生地をクルクルっと巻き込んでから縫うんだけど、うまく入らないよ。
なんとか押し込んで縫ってみたら、一応縫えた。けど、波打っているというか、なんか…伸びてる?

ガイド押さえ

↑4mm

↑6mm

↑8mm

↑10mm
2mm刻みで目盛りが入っているので、特にお帽子作るときには便利だなーと。
あと針板に入っている目印って、5mm、7mm、10mmなので、6mmや8mmで縫いたいときにも良いし、20mmまであるからその分右側が長くなっていて、生地をしっかり押さえてくれるので縫いやすかったりもする。

帽子のブリム(つば)にステッチ入れるときにすごく便利でした。

使用アイテム

・パターン
クライ・ムキさん『うふふな帽子』より【中折ハット】
Sサイズ→Mサイズで作り直し

・生地
フリマアプリで購入したラメ入りツイード

・接着芯
アウルスママファミリーM3(スッキリシャープな仕上がり)
→記載どおりの【シャープ芯チュウ】で作り直し

 

 

 

 

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