こんにちは。トリコです。
前回から随分間があいてしまったのですが、絶賛まつり縫い中だったダブルフェイスのコート、実は少し前に完成してました!
どうでしょう?
初めてにしてはまあまあ?悪くないのでは??
ウラ側(濃グレー側)はこんな感じ。
本当はスナップボタンとポケットをつけようか悩んでいたけどもう面倒になってやめました笑。
なんとか冬に間に合ったかな。
もうだいぶ寒くなってきたけど、昼間ならまだいけるよね!
ディバイド後の工程
まずはディバイドの続きから。
前後身頃の肩を縫って、割って、まつる。
前後身頃と袖山を縫って、割って、まつる。
脇と袖下を続けて縫って、割って、まつる。
身頃と襟を縫って、割って、まつる。
最後は周りをぐるっと、まつる。
とにかく、手まつりの沼!!!!
もうね、ミシンで縫うところは本当に少ない。すぐ終わる。
あとはひたすら手まつり。
今回、縫い代は全て割って手まつりにしたんだけど(コートを縫おうの仕様がそうだったので)、両側の縫い代を折って突き合わせて、そこをまつれば良いのかと思いきや、まず片方の縫い代を折って手まつり、さらに反対側を折って手まつり。
なので作業量2倍!
となると部位によってはまつり縫いが1回で済む折り伏せ始末の方がよかったのかもーー。
ダブルフェイスというかそもそもウール生地をまつったのが初めてだったので、具合がよくわからなかったけど、しっかりめに縫うと余裕がなくてすごく突っ張りそうだったのでなんとなく緩め?にまつったんだけどよかったのだろうか。
謎は残ったままですが。
あ、ちなみにリバーシブルなので、ミシンで縫うのは表にしたい方の縫い代です。裏に来る方は手まつりです。なのでまあ裏返さなければ手まつりミスってもあんまり目立たないってこと。
ウール生地のアイロンむっず
縫い代割って、突き合わせて手まつりだから、とにかくアイロンしてはまち針打って、って感じなんだけど、このアイロンが
全然クセ付かない!!!!
ウールってそもそも分厚いしコットンみたいに高温でバシっとアイロンできない、でも推奨温度だとなかなかクセ付かなくてめっちゃストレス。あんまりやると焦げそうだし。
なのでアイロンで上から押さえて、すぐさま冷却する方法を試してみました。
ヘアアイロンとかで巻いた後、冷まして定着させる、的なアレ?
misuzuさんのブログを参考に、手頃な缶の中に保冷剤入れようと思ったけど、手頃な缶がなかったので、昭和の匂いが漂う『お裁縫こて』なるものを冷やして代用。
こんな感じで凍らせた保冷剤をハンカチで包んで、コテを乗せて冷やしておいて、
アイロンを押し付けてー
すぐさま冷やしたコテをどーん。
そしてすかさずまち針を。
結果は、『アイロンだけよりはクセ付いたような気がする…たぶん?』くらいのもんだけど、やらないよりは良かったと思う。
角は分厚くなるのでクリップで。こういう時はクリップが便利。
できあがりは?
まつり縫いがエンドレスだったので、仕上がったときの感動はひとしお。
作ってる途中でサイドにスリットを入れたほうがいいかなと思って30cmくらいのスリット入れたんだけど、実際着てみると、スリット入れといてよかったー!と思いました。ロング丈なので入れてなかったら歩きにくかったと思う。
前身頃と襟のバランスがやや微妙??
ボタン付けて前閉めるんだったら違和感ないと思うんだけど、
開けてると前端がちょっと長く感じるような?
もう少し襟を長く?するか前端を短くするかすれば良いのだろうか??
とかイロイロ思うところはあるのですが、
が!!!!!
初めてにしては上出来!!!!!
と自分を褒めておきます。
とってもお気に入りです。むふふ。
薄くて軽いしさっと羽織れて良いです。
長かった手まつりも終わってみれば楽しかったなと思えるし、裏地付けるよりは簡単だし、このパターンはパーツも少ないし、初心者にはオススメ!
みなさんもぜひ!
使用パターンと生地
香田あおいさんの【パターンレッスン秋冬の服】よりレッスン1のAとCのミックスを
かたやまゆうこさんの【コートを縫おう】よりC-4のテーラードコートダブルフェイスの縫い方を参考に。
日暮里トマトさんの【イタリア製】MANTECOウールリバーシブル ¥1600/m
3mも買ってしまってめっちゃ余ってる。でもお安いので初心者がチャレンジするにはちょうどよかったかな。余り生地で何作ろうかしら。
次回は待望の?お帽子制作です!!
コメント